ホーム ご利用者の声 大動物から小動物臨床へ。夢が叶い、成長することができました。

大動物から小動物臨床へ。夢が叶い、成長することができました。

大動物から小動物臨床へ。夢が叶い、成長することができました。

K先生は、3年間にわたり沖縄の診療所で大動物臨床に従事してきました。その期間、農家の経営サポートや予防衛生管理など、多岐にわたる業務を経験し、非常に充実した毎日を送っていました。しかし、幼少期から抱いていた”小動物の臨床がやりたい”という夢が諦めきれず転身を決意。今回のインタビューでは、K先生が大動物臨床から小動物臨床へとキャリアチェンジを決めた理由や、それに伴う苦労と成長、さらには今後のキャリアビジョンについてお話を伺っています。大動物から小動物への転職を考えている獣医師にとって、参考になる多くのヒントが詰まったインタビューです。

パンダキャリアとの出会い

私が転職する際に、パンダキャリアを利用したのは、大学時代の友人からの勧めがきっかけでした。友人が「転職活動をするなら、ぜひパンダキャリアを利用してみてはどうか」と教えてくれて、すぐに登録してみることに。当初は転職エージェントを利用することに少し抵抗がありましたが、パンダキャリアの担当キャリアアドバイザーである山下さんと話してみて、その考えが一変しました。

山下さんは、私の特性をしっかりと理解してくれて、その上でサポートを提供してくれました。特に「程よく都会が良い」「スタッフの雰囲気が良い」「早く成長したい」など、私の細かな希望や難しい要望をよく理解してくれていたのが印象的でした。山下さんは話を丁寧に聞き、理想的な病院をピンポイントで紹介してくれました。その病院は私の性格やスキルにぴったりの環境で、まさに私が求めていたものでした。

紹介してもらった病院の人事担当者との面談もスムーズに進み、驚くほど早く就職が決まりました。自分のことをしっかり理解し、的確にサポートしてくれた山下さんとパンダキャリアに感謝しています。正直、自分一人でここまで早く就職先を見つけるのは、難しかったと思います

大動物臨床での経験

私はもともと獣医師として大動物臨床に携わっていて、牛やヤギなどの家畜を対象に診療を行っていました。大動物臨床での経験は、私にとって非常に大切なものです。家畜を診療する際には、ただ単に病気を治すだけでなく、経営的な視点も求められます。例えば、一頭の牛の治療には金銭的、時間的なコストがかかり、そのコストが治療対象の牛によって得られる収益を上回ってしまう場合には、治療を見送るという判断をしなければならないこともありました。このような経済的な事情を考慮しながら診療を行うことで、大動物臨床の現実をより深く理解することができました。

また、農家の方々と密接に関わりながら、彼らの経営をサポートするという役割も果たしていました。これは、動物の診療にとどまらず、人との信頼関係を築くことの大切さを学ぶ機会でもありました。 実は今でも、担当していた農家さんから、牛に関する相談を頂いたりします(笑)。

このような経験を通じて、獣医師としての役割が単なる治療者にとどまらず、農業経営の一部としての重要な役割を果たしていることを強く実感しました。

大動物臨床から小動物臨床へ転身した理由

3年間、病気を治すだけでなく、経営的な視点を持ちながらさまざまな経験を積んできましたが、実はずっと心の中に、小動物臨床に携わってみたいという思いがありました。

30歳を目前にして、改めて自分が本当にやりたいことを考えたときに、小動物臨床への強い思いが湧き上がってきました。この気持ちを無視することはできないと感じ、小動物診療に転身することを決意しました。

小動物臨床での新しい挑戦

小動物臨床に転身してからは、大動物臨床との勝手の違いに戸惑う事もありました。特に印象的だったのは、診療費の請求に対する感覚の違いです。大動物臨床では、保険が適用されることが多く、農家さんへ実際に請求する金額はそれほど大きくありませんでした。しかし、小動物臨床では飼い主さんが直接費用を負担することが多く、その金額の大きさに最初は驚きました。「もう少し費用を安くしてあげたい。」「自分の治療でこの金額を請求するのは申し訳ない。」と思う事も少なくありませんでした。しかし、経験を積み、自己研鑽を重ねるうちに、自分の診療に自信が持てるようになり、診療費に見合った価値を提供できるようになると、そのような抵抗感も減っていきました。

また、私の小動物臨床でのキャリアを語る上で、現職の院長先生の存在は欠かせません。先生とは、単なる院長と勤務医の関係を超え、プライベートでも大変お世話になっています。先生は人の能力を見極める力に長けており、「できる」と判断すると、治療等について大きな裁量を認めてくださいます。このような指導方針のおかげで、私は常に挑戦を続けることができました。先生の信頼を感じるたびに、「もう一歩踏み込んでやってみよう」という気持ちが湧き、自己研鑽にもさらに力を入れることができました。

マネジメントへの興味と今後のキャリア

小動物臨床での経験を積む中で、私は治療だけでなく病院の人材マネジメントにも関心を持つようになりました。病院という組織は「人」によって成り立っており、その「人」が成長し、良い方向に進むことで、病院全体も成長すると考えています。そのため、今後のキャリアとしては、診療だけにとどまらず、複数の病院のマネジメントにも積極的に関わりたいと考えています。

現在勤務しているグループは40以上の病院を抱えているため、診療だけでなく、さまざまなマネジメントにも携わる機会があります。このような環境に身を置けたことで、治療以外の興味を持つ分野にも取り組むことができ、大変感謝しています。これからも自分のスキルを磨きながら、病院全体の成長に貢献していきたいと思っています。

大動物臨床から小動物臨床への転職を考える人へのメッセージ

大動物臨床から小動物臨床への転職を考えている方、知っておいてほしいことは、診療スタイルや命に対するアプローチが異なる点です。大動物臨床では、動物の命を守ることが最優先でありながら、飼育環境や経済的な要素を含めた多角的な判断が必要とされる場面が多くあります。これに対し、小動物臨床では、ペットと飼い主さんとの密接な関係性や、動物の生涯を通じた細やかなケアが求められることが多いです。「ゆりかごから墓場まで」という言葉に象徴されるように、動物の一生を見守り続ける姿勢が重視されます。

そのため、動物の命を最後まで見届けたい、またはより密接なケアを提供したいと考えている方にとって、小動物臨床への転職は大きなやりがいを感じられる機会になると思います。逆に、大動物臨床で培った総合的な判断力や経済的なバランス感覚を生かしたい方には、その道を追求し続けることも素晴らしい選択肢です。どちらの道を選ぶにせよ、それぞれの臨床には独自の魅力とやりがいがあり、自分の価値観やキャリアの目標に合った選択をすることが大切です。

転職を検討している獣医師の皆さんには、ぜひ自分が本当にやりたいことをじっくりと考え、その道を進んでほしいと思います。自分の情熱に従って選んだ道が、きっと一番のやりがいにつながるはずです。

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